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蒜山のいにしえに思いを馳せる。蒜山地方は豊かな自然と魅力的な文化、歴史にあふれています。 |
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岩倉山の中腹にある巨岩は、天の岩戸と呼ばれ、村人により奉られてきました。その下の方には大きな岩が落ちており、岩戸をふさいでいた扉岩が、タヂカラヲによって投げられたまま転がっていると言われています。
天の岩戸を望む崖の中腹に「臨空館」があります。これは天の岩戸の祭礼に使用するためと、参拝者の休憩所にもなっています。その造りは古代の神殿を想わせ、またここからの眺めは雄大で、蒜山高原が眼下に見渡せます。この景色を千畳ヶ原と呼ぶ人もいるくらいです。
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旧大山街道の宿場町にあたる郷原に鎮座するこの神社には、参道入口に石造り(明神型)では日本一の規模(高さ約13?b)を誇る鳥居がある。桜並木の美しい参道(約1?`)や神社奥の岩倉山中には高天原(たかまがはら)伝説の『天の岩戸』があります。中腹には古代神殿を思わせる展望台「臨空館」が整備されており、ここからの蒜山高原の眺望はすばらしい。4月29日(みどりの日)には、この神社周辺で『天の岩戸開運まつり』が開催される。
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四つ塚古墳群は昭和28年、蒜山盆地の旭川左岸域の段丘上に一大古墳群の存在として確認され、考古学上一躍脚光を浴びた中の一群集で、紀元約500年頃、古墳時代後期に造られたものと見られます。
【お問合せ】 |
蒜山郷土博物館 ?пF0867-66-4667
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8月13日から19日までの7日間、蒜山内の神社や仏閣などで毎晩繰り広げられる盆踊のとき、照明具の行燈を横にしたような幅約2mの大燈籠の下に飾り付ける一種の切抜絵といえるものが「シリゲ」です。
その作り方は、美人画などの下絵の下に3〜5枚和紙を置き、上からカミソリのような鋭い刃物で切り抜きます。絵、その周りの格子のような吊、それから外の枠。すべてがそれぞれつながっているのが決まりです。
昔は、青年たちが農作業の合間の娯楽として集まり、彫っていたようです。
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蒜山の各神社やお寺で踊り継がれる盆踊り。起源はいくつかの説があるがどれも確かではない。
踊り方は極めて雅びやかで古代の舞いに近いことから古くから踊り伝えられているものだろうといえる。”テンコ”と呼ばれる変装踊りもあり、その奇想天外な姿は、毎年人々の笑いを誘っている。
【国指定重要無形民俗文化財】
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大山は古代より人々の信仰の山だった。人々は各地から霊山を目指して歩き続けた。岡山から大山に参る「大山道」は蒜山を通る。その入口が鳥居ヶ乢だ。峠には「大山神門」と呼ばれる鳥が建っていた。これは大山様(大智明権現大山寺)の東西南北四面の鳥居のうち南面の鳥居であり、大山遥拝の地として、老幼婦女や身体の弱い人たちは、ここから遠く大山を拝んで、大山詣でに準じたという。この峠にある“雲雀塚”にも「此鳥居ヶ乢は昔大山遥拝の神門ありし…」と刻まれている。
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