語 源 |
問題・疑問点 |
野蒜が多く自生 |
当地に自生するのは山ラッキョウ |
山蛭が多く棲む |
山蛭は見たことがない |
蛾(古語:ヒヒル)が多い |
特に多い地とは思えない |
肌にヒリヒリする植物多し |
特に多いとは思えない |
ヒルムシロ多く自生 |
特に多いとは思えない |
日出ずる方角にあるから |
季節により変わるはず |
山容が蛭の蠕動に似ている |
特に似ているとは思えない |
水湿地が多い |
特に多いとは思えない |
朝日まず留まる山 |
日本中にあるはず |
夕日最後に留まる山 |
日本中にあるはず |
常に日が当たる山 |
日本中にあるはず |
下蒜山北面のヒル岩に日が当たると昼 |
地域が限定される |
中蒜山北面の岩に日が当たれば昼 |
季節により変わるはず |
この山の真上に太陽が来れば昼 |
日本中にあるはず |
天照大日霊貴命を祭る
アマテラスオオヒルメムチノミコト |
文献にない |
若日女(ワカヒルメ)命を祭る |
文献にない |
日留仙主(ヒルゼンヌシ)神を祭る |
文献になく、後成説話と思われる |
木地師の名門・蛭谷系にもとずく |
地名になるほどの勢力は認められない |
水場が少なく喉が渇くから |
この山に限った特色ではない |
《アイヌ語》Piru(なだらかにする) |
この山だけの特色でない |
《アイヌ語》Hiru(おなじような) |
外国語説はいずれも単なる
ゴロ合わせと思われる |
《英語》Hill(避暑地などのある高原・小山) |
《ドイツ語》ピルゼン(ごきげんよう) |
《ノルウェー語》Hirsen(よろしく) |
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